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TSUZAKIレポート

イチローズモルトセミナー★モルト造り体験記

イチローズモルトセミナー モルティング工程

そんな様な形で大麦に携わらせていただきまして、その後発芽させて乾燥させる、まさにモルトにしないとウイスキー作りができません。そこでモルトスターというのが重要な役割になります。

イチローズモルトセミナー モルトスター クリスプ社これは、私たちがお付き合いさせていただいている会社なんですが、「クリスプ社」というイングランドのノーフォークに本社がございます。ここを見学したんですが、モルティングのベーシックですけども、大麦の浸漬で2日間、発芽で4、5日、その後キルンで乾燥させます。これで大麦が麦から麦芽へと変わります。この工程はだいたい期間として1週間から10日ほどかかります。

最初は工場見学でクリスプ社を訪問したんですが、ここは3つの発芽方式を持っています。1つは円形発芽方式。大きなタンクの中に浸漬した大麦を入れていって発芽させて乾燥させます。表面がひび割れていますが、これは乾燥して、下から温風が吹き上がっているという状況です。

それから、ちょっと伝統的なサルディンボックスという方式も採用しています。ご存知のフロアモルティングを機械的に大きくやるようなそんなイメージです。こういう大きな機械で払い出していきます。

イチローズモルトセミナー フロアモルティングの様子そして、なによりわれわれが一番びっくりしたのは、モルトスターなのにフロアモルティングもやっているということでした。こういった伝統的なモルティングですね、手作業で人間がやっていくんですが、こういうのを目の当たりにするとなんかびっくりしますよね。それで、当然リアクションとしては「やらせてくれ!」ということになるわけであります。

イチローズモルトセミナー フロアモルティング体験中当社のスタッフと一緒にですね、実際にこちらのモルトスターに行って

「自分たちのモルトを作っちゃおうじゃないか!」

ということで去年、おととしとこちらでフロアモルティングを行ってきました。

その手順は、これはずいぶんと年季の入ったタンクですけども、大麦を水につける作業、浸漬工程ですね。それを地面に2日間浸漬後に広げて表面をなだらかにしていきます。

イチローズモルトセミナー ハーギングの機械よく写真とか資料とかで見るような木のスコップでパーッと撒いている、ああいう風にやるんだろうな、と思っていたんですが、実はイギリスの法律で肩よりも高いところにスコップを上げるような工程は労働法で禁止されているらしいです。

本当にそうやると肩を壊してしまって「モンキーショルダー」という職業病になっちゃうらしいんですね。

今はこういう機械などを使ってハーギングをしています。トラクターや耕運機を改良したような機械です。

イチローズモルトセミナー 右にいるのがエキスパートですそれで、これは当社のスタッフがやっているところなんですが、端にエキスパートが立ってて彼らは電気コードを巻き込まないようにコードを持っててくれるんですね。作業自体は一日中やっていると、うまくなるもんなんですね。

そうすると

「よし!お前なかなか上手になったから今日からひとりでやれ!」

ということになったんですけども、事故というのは起こるものでございまして、行って帰ってきたらいきなりコードを巻き込んで切ってしまいました。

その瞬間、火花がバチバチ!と散って、

「あらあらあらッ!」ってかんじで、

本当に瞬間の出来事でしたけどね。

イチローズモルトセミナー 人力でやりましたそれで当社のスタッフが落ち込んでいたんですけども、現地の人たちが本当に優しくて、

「いやあ、落ち込むことないよ。俺も切ったことあるし、あいつも切ったことあるよ。こいつもあるんだよ。要はウチのスタッフは誰でも一回はこれやるんだよ。お前もエキスパートの仲間入りだ。」

といわれて本人も元気になったんですけども、

機械がないのでその翌日から全て手作業でやらなきゃいけないということになりました。(笑)

イチローズモルトセミナー 発芽の様子これ、結構ひざとかモモに来ますね。非常に重くなってますからね。このようにすき返していくという作業を行いました。

結構上手にできてますけども、見るとどこを誰がやったかわかる、誰が上手が下手かわかっちゃうんですね。

面をでこぼこさせて熱を発散させるという意味があります。定期的に拡販していかないと中身はモジャモジャ、表面はあまり発芽してないといった感じになって、中はものすごい温度が上がるんですね。

そして、定期的に発芽状況をチェックしていきます。これが発芽の状態です。

左上がいわゆるスティープという浸漬タンクからでてきた直後です。ちょっとプチっと芽が出ています。

それがモルティングが終了する頃になりますと、下のようにちょうどいい長さになります。

あんまりこれ伸ばしすぎちゃいますと、ウイスキー作りに必要なでんぷん質がなくなっちゃいますんで、単なるもやしになってしまいます。

そして、頃合いを見てパワーシャベルを使って払い出しを行います。

実際にこのビルディングは4階建てなんですけども、3フロアにフロアモルトがあって3つとも当社が買い上げたモルトになります。こうして上からドーンと落としてあげるわけなんですね。

それをコンベアでキルン内部に運びます。

イチローズモルトセミナー 上の階から払い出し

イチローズモルトセミナー スコップで平らにする

今やってますのは、機械で撒いてるんですが、撒きっぱなしですとでこぼこになっちゃいますんで、スコップで飛ぶ方向を変えてあげて表面を平らにしていきます。これが表面が平らになったキルン内部の状態です。

イチローズモルトセミナー キルン内部

そして、約3日間ほどの乾燥が終わりましたら同じくパワーシャベルを使ってできたモルトを排出していきます。休憩も大事ですね。コーヒーブレイクでございます。

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