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TSUZAKIレポート

イチローズモルトセミナー★樽を求めて三千里

イチローズモルトセミナー ウィリアム・ハンバートそして、今、樽のお話になりましたけども、樽は、ウイスキーのキャラクターを決める上で重要なものになります。

伝統的なウイスキーの貯蔵樽といいますと、やはり、シェリーの空き樽が原点になるんだろうと思います。密造しているときに身近にあったシェリー樽に無色透明のスピリッツ、昔はウイスキーは無色透明状態で、ジンとかウォッカのように飲んでいたようですが、密造がきっかけでシェリー樽に隠すようになって熟成が発見されましたよね。

当社でもシェリー樽を調達しています。

イチローズモルトセミナー WH社の貯蔵庫の中これは、ウィリム・ハンバートの貯蔵庫なんですが、下の黒い金網棚のものは通常のシェリー、上に白いものがありますね。これがウイスキープロデューサーが、たとえばマッカランのようなところが新樽を預けて、シーズニングをしてもらっている、というような樽です。

イチローズモルトセミナー 通常の見学通路ほかにもゴンザレス・ピアス、ディオペペの会社ですが、これが通常の見学通路です。一般の観光客が見れるところです。

しかし、ちょっとはなれたところには、ウイスキーメーカー用のシーズニング樽を保管しています。ここは見学通路ではないので業界の人しか見られない所になります。

イチローズモルトセミナー ルスタウのシーズニング樽これは、ルスタウですね。わかりやすいですね。これは、全部ウイスキーメーカー用にシーズニングしている樽になります。

「どういうわけかウイスキーのメーカーは、スパニッシュオークを好むね」といわれました。通常に使っているものというのは、シェリー樽はアメリカンオークですからね。

イチローズモルトセミナー バッファロートレイスそして、その次に多く使われているものはバーボンの空き樽ということで、これも昨年樽を調達しに行ったときに各社訪問してきたときの写真です。

これは、バッファロー・トレイスですね。

イチローズモルトセミナー バッファロートレイスの樽こちらはウッドフォード・リザーブですね。バーボンでは唯一のポットスティル3回蒸留という作り方をしております。

イチローズモルトセミナー 樽出しの試飲中本当にこの仕事をしてよかったなと思うのは、こうやって樽だしのものを飲ませてもらえるんで、本当に役得だなと感謝しております。(笑)

このようにバーボンを飲みながら「樽売ってくれないか?」といった話をするわけですね。(笑)

イチローズモルトセミナー ヘヴンヒル今、キリンさんの所有になってますね。これが、ヘヴンヒルです。

実は、当社で一番多い樽がこのヘヴンヒルの樽になります。

イチローズモルトセミナー ダンピング直後の樽

これが、ダンピングの直後です。

ヘヴンヒルの樽を使う理由としてここはですね、コンテナが横付けになっていてダンピングといって払い出したらそのまま空樽がコンテナにどんどん詰め込まれてその状態ですぐに届けてくれるんですよ。

ですから、非常に品質のよいバーボン樽をデリバリーしてくれるということがあげられます。

イチローズモルトセミナー KBDの蒸留所あと、これは、なぞの蒸留所というか、最も新しい蒸留所なんですが、ケンタッキーバーボンディスティラーズという会社がございまして、もともとボトラーだったんですね。そこが、いよいよ蒸留所を設置してウイスキー作りを始めるということになりました。ここの空き樽も調達しています。

イチローズモルトセミナー メーカーズマークの貯蔵庫そして、メーカーズマーク

貯蔵庫なんですが、実は、メーカーズマークは、貯蔵庫がすべて黒いです。これは、なぜかというと、あえて室温というか貯蔵庫の温度をを高くしたいわけですね、彼らは。熱を有効に利用する熟成というのがバーボンの特徴になります。

最近の貯蔵庫は、ほかの蒸留所も新しく新築のものを立てる場合は、外壁も黒いものを採用しているそうです。それまでは割と白いものが多かったんですけども、熟成に対する考え方というのはスコッチと全く逆の感じがいたしますね。

イチローズモルトセミナー メーカーズマークの蝋封作業の様子メーカーズマークといえば、有名なのが蝋封ですね。時折こういうのがあったりするんですが、彼らいわく「決して不良品じゃない。ラッキーアイテムだ」と言うわけですね。(笑)

イチローズモルトセミナー メーカーズマークの蝋封彼らは言っております。これが箱に入っていると幸せになれるそうです。(笑)

そして、他には、昨年リリースしたものにも採用しましたけども、ポートタイプ、マデラタイプ、ワインの空き樽ですね。

こちらの方も使っております。

イチローズモルトセミナー ポートの風景これは現地へ調達に行ったときの町並みですね。

イチローズモルトセミナー ポートのワインハウスこれは、ポートですね。

これが、ポートのワインハウスになります。基本的にはシェリーと一緒ですね。

イチローズモルトセミナー マデラ島の風景これがマデラ島です。非常に風光明媚ないい所です。マデラ島のマデラワインと言うのはわざと最初の数ヶ月間熱を加えて熟成させるんですね。そのあと、樽に入れるというようなことをやってます。

これが、東インド会社時代にポルトガルからインドに樽を運ぶ時にものすごい高温で熟成しちゃったと。ところがそれがとてもおいしかったので、それ以降マデラ島では、熱を加えて酸化熟成を促進させるということをやっています。

ウイスキーの熟成にもつながるところがあるので、個人的には相性がいい樽かな、と思っております。

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