カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
RSS
今月のお買い得 トップバナー

 Powered by Google 翻訳翻訳

ポール・ジロー エヴォリューションツアー2009★8ビンテージをテイスティング

ポールジローセミナー サンプルがズラリ! では、ここから実際に皆様にサンプルをお試しいただきたいと思います。


これだけのサンプルの数をそろえましたのは、

皆様にエボリューション(進化)を体感していただきたかったからに他なりません。

ポールジローセミナー 講演中この後いろいろなビンテージをお試しいただくわけですが大まかなテイスティングの指針としてコニャックの熟成は三段階に分類することができるということをお伝えします。


まず若い物はフローラル(花)のかおり、特にポール・ジローでは、スミレのような香りを感じていただけるかとおもいます。

フローラルなかおりは熟成が進みますとフルーツのこってりとした味わいへと変化していきます。

更に熟成が進みますとスパイスへと変化してゆきます。

この三つの段階の変化、どの段階で次のアロマがでてくるかというところに気をつけながらお楽しみいただければとおもいます。


ポールジローセミナー セラー内でテイスティング中のジロー氏また、度数について申し上げますと、最初の3つのビンテージ(2000、1998、1995)はまだまだ度数が高いので、そのあとのカスクストレングスのビンテージの度数に合わせて45度から48度にまで加水をしております。


ほぼ同じ度数とすることによって純粋に熟成による変化を体感していただけるものとおもいます。1986年以前のビンテージはすべてカスクストレングスでお持ちしておりますが、これは自然と45度前後まで下がる熟成期間はへております。

ポールジローセミナー サンプル2000では先ず「2000年」からお試しいただきます。まだまだ若いのでアルコールを強く感じるのではないかと思います。ただその強い香りの中にもポールジローの特徴であるスミレやイチハツの花の香りを感じ取っていただけるのではないでしょうか。



ポールジローセミナー サンプル1998次のサンプルは1998年です。ご存知のお方も多いかと思いますが、以前、私は通常栽培と異なるビオディナミ農法を一部の畑で試みたことがあります。

このビオディナミのボトルが昨年JIS限定ボトルでリリースされましたが、今回のサンプルは、ビオディナミではなく通常の栽培の葡萄で仕込まれたボトルです。もし、ビオディナミも飲まれた方はその違いにも注目されてみてはいかがでしょうか。


また、本日お持ちしたサンプルは2009年7月の同時期にボトリングを行いました。よって熟成期間は純粋にビンテージに応じて長くなっています。先ほどのサンプルとわずか2年の熟成年数の違いではありますがその違いは明らかで、熟成感が味わいにでて柔らかくなっているのがお分かりいただけるかと思います。



ポールジローセミナー サンプル1995では1995年に移ってみましょう。

この1995はそのポテンシャルを見た際に早く熟成させたほうが、より良くその能力を開花させると思いまして、小さめの樽に入れて熟成をはかりました。
このビンテージは、私は大好きなビンテージでして、ブートビル村のテロワールをそのまま体現したような丸みがあり、フルーティな香り溢れるバランスの良いコニャックに仕上がっていると思います。

樽のサイズですが350Lと400Lの2種類を使用しました。

ポールジローセミナー サンプル1986次に1986年をお試しください。このビンテージに関しては先ほどの1995とは反対にとにかく長期の熟成を経たほうがよりよいコニャックになると思い、大き目の樽でゆっくりと熟成をさせております。


今日皆様にお試しいただいておりますこの樽の熟成のピークはあと20年後ではないかと考えております。

プールジローセミナー サンプル1979次は1979年です。このビンテージはこのたびの来日記念ボトルとしてリリースします。

なぜこの樽を選んだかともうしますと、私自身が理想とするコニャックの味わいを持った樽だったということなのです。


最初に申し上げた熟成の過程である花からフルーツへと変化が完全になされたことがお分かりいただけるかと思います。


ポールジローセミナー トペットを使っている手元この商品化した「トペット」という名前についてですが、この写真でご覧ください。
私が樽からサンプリングを行っている道具の名称なのです。
これは三代前私の祖父から使っておりまして約150年ほど前からずっと受け継いできた道具です。

ポールジローセミナー トペットを使用するジロー氏このトペットを樽の上部の穴から差し込んでサンプリングを行い熟成の状態を確かめているのです。
この道具を用いてサンプルを取り出しているところやグラスに注いでいるところを私自身が描いたものをラベルとして商品化しました。

ポールジローセミナー サンプル1973では1973年のサンプルに移りましょう。このサンプルについては徐々にスパイスや革製品のニュアンスが出始めていることを感じていただけるかと思います。

ポールジローセミナー サンプル19621962年をお試しください。このビンテージは現在私が保有する原酒の中では2番目に古い原酒となります。一番古いものは次にお試しいただきます1959年なのですがこのボトルは現在販売しております。
(注:ポールジローデキャンター)


この原酒である1959年の樽が枯渇次第にこの年代に随時変更となります。


その味わいもスパイスの中でもとくに胡椒のようなニュアンスが強く効いております。

ポールジローセミナー サンプル1959ではいよいよ最後のコニャック1959年に移りましょう。

この原酒はスパイスが香りがしっかりと感じられ、クローブや胡椒またはハバナ産シガーの香りなどを感じていただけるものとおもいます。

 
この原酒は多くのジャーナリストが記事にして紹介していただいております。
その多くが非常に好意的で賞賛していただけております。それがお世辞でなければよいのですが・・・。

その中で私が最も気に入っている記事で、

「このコニャックを飲むとまるで口の中で孔雀が羽を広げたようにアロマが広がってゆく」

と表現していただけたことがあります。個人的にもすばらしい表現だなあと思いました。

皆様もぜひその孔雀を感じながらこのすばらしい原酒をお試し頂ければと思います。

ポールジローセミナー トペットを使用するジロー氏

今日は過去の50年に渡る熟成をみてきましたが、熟成の進化とはもちろん未来へと続いてゆきます。実は、今日皆様にぜひお話させていただきたいのが1999年というビンテージです。

コニャックではシングルビンテージ゙についてボトルにその年号を明記することは法律で禁止しています。

ただこのビンテージに限って私は全ての原酒を独立したセラーで熟成させています。

ポールジローセミナー セラー内でのジロー氏セミナーの中で私は4つのセラーをもっているといいましたが、実は、その中ひとつは1999年だけのためのセラーなのです。

もちろん、現在、1999年は全てそのセラーに入っております。また、他のビンテージとブレンドさせるために取り出すことはありません。

1999年の時点で協会の特例的承認はとりました。

今のところ、まったく商品化のめどは立っていませんが、製品化の段階でコニャック協会が覚えていてくれたなら正式にリリースすることができるでしょう。

ポールジローセミナー セラー内で作業中のジロー氏もしそのとき協会が忘れていたら・・・

刑務所おくりになるかもしれないですね(笑)。

さてこれにてセミナーは終了です。

隣の部屋でのフリーテイスティングにご案内します。

実は私のセラーの雰囲気を味わっていただくために樽を1つ持ち込みました。

ポールジローセミナー ジロー氏愛用のトペットこの樽は来日記念ボトル、『トペット79』を熟成していた樽そのものです。


ぜひ触れてみてください。

ご清聴ありがとうございました。

★ 私のコニャック造りを教えましょう! ★ セラーの中へご案内します!

ページトップへ