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シャンパーニュの歴史

シャンパーニュ地方のワインは昔から発泡していた!?

シャンパーニュの歴史 3

シャンパーニュ地方といえば、フランスの中でも北に位置する地域です。必然的に冷涼な気候により非発泡性のワインを生産するには厳しい環境です。

とはいえ、歴史的にはイギリスやフランスの王侯貴族たちに愛された赤ワインの産地でもあったこともあります。たとえば、13世紀初頭フィリップ・オーギュスト王はオーヴィレールのワインを飲みながら英気を養い、テューダー朝のヘンリー8世はアイのワインをこよなく愛し、17世紀のルイ14世はブジーのワイン以外ほとんど飲まなかったといいます。

これらは全て発泡しないワインであっただけでなく、色は赤だったと考えられていますが、実際にはピンクがかった色で、ピノ・ノワールの先祖にあたる品種であったとされています。

ドン・ペリニヨンがシャンパーニュを発明した(実際にはイギリス人が発明したのですが)とされる以前からシャンパーニュ地方のワインは穏やかな泡を有していました。冷涼な気候のもとではブドウの摘果は晩秋まで待たなければならず、その結果、果皮についている酵母が発酵の段階で十分に果汁に含まれている糖をアルコールに分解する時間を与えられないまま冬に突入してしまうことにありました。冬の寒さで酵母の働きが止まってしまうのです。
そうして春になると酵母が再び発酵を始めることで炭酸ガスが発生していました。
そう「瓶内二次発酵」です。

つまり、シャンパーニュの泡は革命的な発明なわけではなく200年近くかけて改良を続けてきたことで生み出された技術の結晶なのです。

18世紀になるとそれまで忌むべき酒とされていたシャンパーニュは一躍流行の最先端に踊り出ます。1728年にルイ15世がシャンパーニュの輸送と容器に関する新法令を布告します。それまで、スパークリングワインの流通のネックだった瓶輸送の禁止が解かれたのです。
さらに、イギリスやロシアなど販路を海外へと広げることでさらに拡大していきます。

もし、この時代に温暖化が進んでいたらシャンパーニュの製法は確立されていなかったのかもしれませんね。


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