インド洋沿岸、ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ火山の麓で、サバンナ蒸留所は1870年から希少なラム酒を手作りしてきました。島の西海岸の丘陵地帯に位置するドメーヌ・ドゥ・サバンナで1世紀以上を過ごした後、1992年に蒸留所は東海岸のサンタンドレにあるボワ・ルージュの地に移されました。
30周年の記念となる2022年に限定発売されたこのアグリコール・ラムは、丁寧に厳選された6つの樽の原酒がブレンドされています。(※4年以上熟成されたVOラムのブレンドです)
【テイスティングノート】
色合い:黄金色で、レッグスは厚く速い。
味わい:アタックは穏やかで、粘性のあるテクスチャーがあり、ハチミツとワックスの風味がすぐに広がる。中盤では甘いペストリーとともに、煮込んだパイナップルや柑橘類のピールが感じられる。バニラはまるでさやごと口に入れたかのようなドライさがある。ドライアプリコットがドライフルーツの香りを引き立たせている。
フィニッシュ:スモーキーで、香ばしく、タバコのニュアンスも。レザーとスパイス(シナモンとオールスパイス)が長く続き、とても心地よい甘さが後を引く。
まとめ:風味豊かなスパイスとフレッシュフルーツ、洗練されたドライフルーツをまとうアグリコールラム。度数の高さが香りで感じられるものの、とてもバランスの良いラム。