「SEEK THE ULTIMATE」のテーマを礎に、ヘヴィー、エステリー、トロピカルエイジング、残酷なまでに妥協を許さず厳選した究極のシングルカスク・ラムがTHE ULTIMATE SPIRITSの最新シリーズ「REQUIEM」です。
第6章に続く第9作目は、いよいよEPILOGUE(エピローグ)、現在、ジャマイカで稼働する6つの蒸溜所のうちのワーシーパーク、ハンプデン、ロングポンド、クラレンドン、ニューヤーマス、ダブルリトートスティルのみで蒸溜される5つの蒸溜所の原酒がブレンドされたボトラーズでしか実現できない1樽です。
野生酵母、長期間発酵による強酸性のもろみや受け継がれるマック(ダンダーと呼ばれる蒸溜廃液を貯蔵したもの)、そこから生まれるヘヴィーでハイエステルなジャマイカラムを日本・ジャマイカ外交関係樹立60周年の記念すべき年に捧げたい。
【 テイスティングノート 】
香り:パイナップルキャンディ、バブルガム、マニキュア除光液、エナメル香。乾燥茶葉、新品の皮製品、地下室、タールや石灰。
味わい:グァヴァ、海水に浸ったマンゴー、過熟のバナナ、砂糖漬けの果物、マラスキーノチェリー、ミルクティー、土のついたミント。
フィニッシュ:塩水漬けのオリーブ、ピクルス、ドライオレンジ、ハチミツ、研磨剤、タバコ、ややスモーキー、オークの甘さとタンニンが心地よい。
コメント:ダブルリトートスティルのみで蒸溜される5つの蒸溜所の原酒がブレンドされたボトラーズでしか実現できない珍しいボトリング。それぞれの蒸溜所の個性がバランス良く感じられる。