『フェルネット』は、イタリア北部に起源を持つハーブ系リキュール。多くはアルコール度数が35〜40%とハーブ系リキュールの中では高く、シャープで強い苦味を伴いクリアな味わいが特徴です。そして糖度はカンパリの半分以下で、苦味の主体は主に北半球の温帯地域に分布するゲンチアナや仕上げにミントを用いるものが多い。
しかしながら、日本ではゲンチアナは薬機法において使用することはできないため、『スカーレット フェルネットアマーロ』の主たる苦味は、フレッシュチコリやアロエで構成しており、同社のヴェルデアマーロとは異なる鼻に抜ける苦味がある。そして苦味と旨味のバランスが良くエキス分は僅か8%だが程よく甘味も感じ、2年以上の樽熟成原酒とそうでない原酒をブレンドすることで深い味わいを生み出しました。
【以下製造元より】
苦いは美味いのか?この問題に今回は真摯に向き合った。やはり苦いだけではその美味しさを伝えるのは困難を極めた。ところが、パラサントやフレッシュチコリ、アロエといった新たに追加したボタニカルが苦みだけではない一層奥行きを創り出す大きなヒントとなったのである。
今までのシリーズにはないレイヤーの味わいですが、やはりクセになる苦みは僕自身とても気に入って飲んでいます。食事の合間にも楽しんで下さい。