安積ノンピート原酒をベースとして、数種類の樽で熟成した安積原酒を厳選してブレンドしました。
爽やかで華やかな香りときれいな甘さが感じられる安積蒸溜所らしい味わいに仕上がっております。

【安積蒸溜所】
安積蒸溜所の歴史は、1946年にウィスキー免許を取得した山桜酒造にはじまります。笹の川酒造としての歴史は300年を超え、猪苗代湖の南に創業した1710年にさかのぼります。
戦後の混乱を経て、高度成長期の1980年代、「北のチェリー、東の東亜、西のマルス」と呼ばれ、笹の川酒造が送り出したチェリーウィスキーは北の雄として人気を得ました。
しかし、世は移り嗜好の変化とともにウィスキー不遇の時代が訪れ、ウィスキーを詰めた熟成樽は倉の奥で眠る事となります。
2003年には、東の東亜も暖簾をおろすこととなり、紆余曲折の末、羽生蒸留所の原酒も笹の川酒造が預かります。
この原酒こそイチローズモルトであり、世界に発信されるジャパニーズウィスキーの文化の一旦を担ったとも言えます